【女神節こと、婦女節をイラストで知ろう!】 イマドキ中国は、婦女?それとも女神?女王?




中国では3月に入ると「婦女節」にまつわるニュースが増える。日本人にとってはあまりなじみのない記念日だが、中国では近年「婦女節」の名称の派生バージョンや記念日自体の派生バージョンまで飛び出し、なかなかの賑わいを見せている。今回は、そんな「婦女節」の詳細から、派生バージョンまで紹介していこう。

「国際女性デー」と「婦女節」

国際女性デーとは国連が1975年に定めた毎年3月8日に女性の解放と平和な社会の建設を促す国際デーの一つ。日本での知名度は高くないが、実は世界的に見てみると、この日を女性の記念日として法定休日に制定したり、祝っている国も少なくない。中国もその一つで、国連の制定よりもさらにさかのぼる1949年12月に中央人民政府政務院が3月8日を「婦女節」と定め、勤務先によっては、女性従業員に半日の休みやプレゼントなどが支給される。

派生バージョン記念日「女生節」

「女生節(女子学生の日)」は「婦女節」前日の3月7日。その誕生自体は1980年代末頃までさかのぼることができるが、2014年頃からネットのキャンペーンやセールを通じて、盛り上がりを見せ始めた比較的新しい記念日。当然ながら国が定めた記念日ではない。その対象は、「婦女=成人女性」ではなく「女生=女子学生」という位置づけで、大学生を中心としているが、ここ数年の傾向として、敢えて3月7日を記念日として過ごすホワイトカラーの若い女性たちも次第に増えてきている。

記念日も若返り?

今や「婦女」ではなく「女神」に「女王」!

経済が発展し、豊かになるにつれて、記念日の商業化も進み、その名称にまで変化が生じている。特に若い女性たちの間では、前述したように、敢えて「女生節」を過ごすという人もいる。その訳は中国語の「婦女」の醸し出すイメージが、日本語で言うとちょうど「婦人=相応の年齢に達している一人前の女性」に相当するためで、常に若くありたい、美しくありたいイマドキの女性たちにとって、婦女」のカテゴリーに入れられたくないからだろう。そこでネットなどを中心にして広まっているのが「女神節」や「女王節」といった名称だ。「女神」も「女王」も個人的には恐れ多い感じがしてしまうが、女性消費者を対象にした商戦の一環としては、こうした名称の「若返り」は功を奏していると言える。

職場への影響は?

私の職場では、3月8日(金)が、

女性のみ午後休み

になりました。。

さらに会社は、

女性職員のみに、500元(8500円)相当のショッピングセンターカード

を渡していました。。(泣)

仕方がありません、今日は女性が神なのですから。

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