※タイトル若干盛りました。
正確には、面接で相手の言うことがほぼ理解できている、こちらの言うこともおおよそ伝わっている。というレベルです。
まーったく完璧でないので、最初にやや盛ったこと謝罪を入れておきます。
私は、学ぶ前に北京に最初から住んでしまった(学ぶなら住むのが一番と思った)ので、日本にいる方より勉強しやすい環境だったのは間違いないのですが、それでもいくつかの方法(Tips)は役立つのではと思っています。
また、勉強することよりも、いかに中国語に触れざるを得ない機会を増やすか、に重点を置いてました。その環境づくりに対しては、人一倍貪欲に考えていたと思うので、その点は自信があります。
結果として、中国語面接を経て、現地の企業に転職することになりました。
わたしは記憶力がなく、暗記が苦手
巷には
・6ヶ月で習得した、
・4〜5ヶ月でHSK6級
といった素晴らしい話や、
・最初の1~2ヶ月は徹底的に発音をするべき
・毎日声に出して勉強する
といった正論まで
様々ありますが、
わたしは、記憶力がまず悪い、コツコツが苦手、テスト嫌いの、勉強だめなやつ3拍子が揃ってまして、そのような美しい中国語習得曲線を描けなかったものです。
わたしは、なんせ自分からコツコツ勉強できないものなので、いかに勉強しなきゃ、いやせざるを得ない状態にするのかをひたすら考えてました。
結構、他の人がやらないチャレンジ(はたから見ると変な人)も、実施したので紹介できればと思います。
1:どんな人が中国語うまくなっているのか(前置き)
2:中国語学習を続ける環境をつくるために
1.現実的に、現地にいるどんな人が中国語うまくなるのか
最強は、交換留学2年(1年以上)
本題の前に、
最初に、相当上手いな、という感じる人はどんな人かというと、
帰国子女や、家庭内が中国語、中国の大学本科生という方々を除くと(※実はここが相当数ですが)
それ以外では、大学に2年間交換留学した人は、やはり相当うまいです。
(日本で中国語専攻してました。中国語学部でした。タイプが多い)
1年交換留学した方もうまい人はたくさんいますが、2年はもう発音からして相当に現地人ですね。
やはり大学で、授業も、友人達も中国人だらけの環境で、2年間みっちり中国語シャワーをあびることは、相当なレベルアップになります。
できることなら、交換留学1年、できれば2年はいたいところでしょう。
企業による語学研修派遣
多くの人が現地駐在員の待遇に驚くのですが、商社(他銀行など)の語学研修は別格の対応です。
半年〜8ヶ月ほど、仕事はせずに語学だけを学べる。語学学校、中には同時に大学の語学コースに行きつつ、しかも、家はあるわ、給料やボーナスはあるわ、という破格の待遇です。
当時、商社はグローバル☓待遇良い☓モテるために就職する人が多いという偏見(商社の方すみません)を持っていた私も、
『まあ、そりゃ商社行きたい人増えるわ。』と正直思いました。完敗。
もちろん銀行や他の大手会社から来る人は、やはり待遇抜群ですね。
若手でも月20万円以上のホテルやマンションに、住むのが割と普通だったりする世界なので、感覚麻痺しそう。しますね。
これは単純に学べる時間量、会社からの目標設定もあり、また社交的な人が比較的多いという特性からも、上手な人が多い印象です。
ただ、その後中国で働かないかもしれない、ということがあるのも驚きです。それは完全なる福利厚生。。
現地にはサムスンから来た韓国人がたくさんいたのですが、彼らはなんと、フィールドワークという名の下に、中国国内旅行も全部会社負担という羨まけしからん待遇を受けてました。
ただ日本企業と違い、社内である程度働いて結果が出てた人が来ているため、年齢も30代以上の人が多かったです。
兵役を加味しても、割と上なきがします。
英語が堪能な人はどうか
英語ができる人は、発音習得が早く、発音も綺麗。
な人が多い一方で、こういう方は仕事は英語で済むし、上海や、そこそこ大都市にいれば英語通じてしまう場合もあるので、中国語を学ぶ意欲が特にない。「英語あるから、いいでしょう。」というスタンスの人も多い気がします。
仕事で来ている人
これは残酷にも、最初に語学研修を半年行う、といったことをせずに来てしまった日本人の方々、
上手い人は正直そんなに多くないです。喋れない人多いです。(私が会ってきた方々のサンプルですが)※中国に住んでるから喋れるわけじゃない。英語や他の言語もそうですね。
現地についてから語学を学びはじめ、1回でも学びをと切らせてしまうと、結構その後やらない人は多いです。
まとめると、
帰国子女、現地本科生、交換留学生や企業の語学研修で来ている人を除くと、
中国が好きで主体的にでも来ていない限り、上手い人はあまりいない。
というのが、リアルな実情かなと思います。
また、研修で来ていた商社や銀行の人たちは、1年以内に帰る人も多く、
せっかく良いレベルに達した中国語が、その後徐々に退化してしまう。そんな人も沢山います。
私も2週間以上日本に帰るだけで、結構退化します。。
2:中国語学習を続ける環境をつくるために
王道なものから、変なものまで。
中国に住んじゃう
オススメ★★★★
勉強怠惰な私にとって、住んじゃうのは、語学学習においてそれしかない、という選択肢でした。
(私は運良く、社内希望を出し、中国に行かせてもらえることになったのですが、)
現地の大学語学コースは学生ビザを発行してくれると思うので、
とりあえず住んでしまうのは、とても重要だと思います。
現地に行くことにまさるものなし、です。
学生ビザで、しばらく現地の働き先を探したり、新しい仕事機会を伺うという人もいます。学費は高くないのでこれはとてもありだなと思います。それで2年以上滞在、なんていう人もいます。
語学学校
オススメ★★★
中国語勉強をほぼゼロ、発音の本だけ少し読んできた私は、近くで一番評判が良い学校を選び、それゆえにそこそこ高額な出費をすることで、
こんだけお金払ってるのに、行かないのはマズイ!と思うようにしました。
10分遅刻するだけで、「あ〜 ご飯代が消えていく」といった感覚です。。
仕事終わりと、週末で、1週間に2〜3回、1回に2時間やってました。週に4〜6時間ですね。
最初は6時間行くようにしてました。1月に中国インして、8月くらいまでは、最低週2は通ってました。
仲良い先生もできるので、一緒にランチ、晩飯いったりもできてよかったです。
わたし、北京の学校に行って、その後上海に引っ越しした後も、語学学校行ってたのですが、
北京の先生のほうが、割とフレンドリーにご飯行ってくれました。地域差あると思います。
また受講する先生は希望を出せるのですが、私はいつもランダムで受講してました。
時々良くない先生もいましたが、毎度自分の発音が通じるのか試せたのは良かったです。
最初の1年は発音を直され続ける日々。。
中国人の彼氏、彼女をつくる
オススメ★★★
ここでいきなり、この方法をオススメする私を、褒めて頂きたい。
最初に中国に来た時に、中国5年いる方に、『中国語うまくなるにはどうしたら?』と伺ったところ、
『やっぱり彼女じゃない?』と言われ、
『3ヶ月後にできるのが目標だね笑』と当時はとんでもアドバイスきたな〜
と思ったのですが、
4ヶ月後にできました。
何だお前、結局環境づくりってそれじゃねーか。と思われる方もいますが、
安心してください。
日本語話せる中国彼女をつくってしまいました。
まあ、、当初は、勉強のために彼女をつくる、というちょっと最低な考えを持っていたわけですが、
途中からそんなことはどうでも良くなり、人として好きな人を選んだら、結果としてそうなったのです。
なので、後悔してませんし、1年以上は続きました。(ここ、強調しておきます。誤解まねかぬためにも)
その間、会話は日本語、チャットは中国語。
で、正直会話は彼女から学ぶことはそこまで多くなかったのですが、彼女の中国人友達と会うこともあったので、そういうときは練習でき、また中国現地の遊び方や文化はとても学ばせてもらいました。
実は、中国来て1年半後に、今度は英語と中国語しか話せない彼女ができるのですが、(これも大真面目ですよ)
おそらく、中国来たばかりの当時の自分では、まともな会話ができなかったので、
まったく日本語話せない頃は無理だったかもしれません。
一緒に長い時間過ごすことで、現地の人だからこそ、知らないことや知らない場所にいろいろ連れてってもらい、
とても感謝しています。(※このブログを書く、2週間前にお別れして、実は今悲しいです)
どうやって現地の友達をつくるの?
ここについては、どうやって中国人の友達をつくるの?現地の友達(彼氏彼女)は?
中国の大学にある語学コース
オススメ★★★
これは時間に余裕が割とある人向けです。午前だけのコースや、丸一日行くコースもあります。だいたい3ヶ月〜4ヶ月の期間で学費は、25万円~30万円以下でしょう。
仕事がなく語学研修だけに来ている人は、午前大学、午後語学学校なんていう方も多いですね。
私は、1年半住んだ後に大学の語学コースに通いました。
会話や発音を学ぶなら語学学校、大量の単語や中国の文化を覚えたり、プレゼンを学ぶには大学、が向いていると思いました。
基礎を語学学校でつけてから、大学に行ったのは良い順番でした。
また大学で上位クラスに入っていたので、人数もそこまで多くなく、
自分よりうまいクラスメイトや、レベルの高い教師に習えてとても良い経験でした。
わたしは、先生に仕事探しの相談や、面接のアドバイスをもらうなど、すごくモチベーションもあげてもらい、本当に助かりました。
中国人だらけのコミュニティに入る。習い事など
オススメ★★
中国人だらけのコミュニティに入るのもオススメです。
せっかく中国にいるのに、日本人だけと遊ぶ、日本語話せる中国人とだけ遊ぶ、という方々は意外と多いです。
もし語学を学びたいのであれば、半分は中国人の人たちと遊ぶといったルールは良いと思います。
またただコミュニティにいきなり入るのは難しいかもしれないので、
日本人が少ない習い事はオススメです。
私はダンスというまったく経験ないところに飛び込み、ほぼ日本人がいないコミュニティで、友人がたくさんできました。
この友達とイベントでシンガポール行ったり、友達が友達を紹介してくれたり、ここがかなり私に影響を与えてくれました。
中国人と一緒に住む
オススメ★★
中国では特に都市部は日本の東京以上に家賃が高く、若い人はシェアハウスに住んでいる人が沢山います。
企業から来ている人は家が会社持ちだったり、学生は学校の寮に住む人も多いと思うのですが、
中国人との交流という点を考えると、大学本科生でもない限りは一緒に住むというのは上達につながると思います。
私は会社の家とは別に、中国人が3人住む家の安い1部屋を借りて行き来してました。
一応選ぶポイントとしては、リビングがたまり場になっていること、が大事です。
みんなが部屋にこもって出てこないなんて場合もあるので(※体験談)、内見は大事です。
私は中国の家探しアプリで探し、良いところがあったら大家さんに電話して内見に行ってました。
日本と違い、毎週のように家が更新されるので、良いところがあったらすぐ決めて、すぐ引っ越しです。
旅行に行く!
オススメ★
中国国内旅行はたくさん行くところがあります。わたしも10箇所近く行き、
中国人が使うサービスを試してみる、ゲストハウスに泊まるなどすることで、いろんな人に出会いました。
そこで地方別の発音や文化を知ることで、モチベーションもあがります。
余裕があればアルバイト
オススメ★★
中国人向けにサービスを提供するアルバイトも有効な方法でしょう。
わたしは時間的な問題でできませんでしたが、一時期は夜バーで働くことも考えてました。
映画やドラマ、バラエティ、テレビをみる
オススメ★★★
会話が上手な人に共通する点の1つに、中国のドラマやバラエティが好きでよく見る。というのがあります。(個人体験談)
ところが私は中国のドラマがそこまで好きではなく、またバラエティもあまり面白くないなと・・思い、
ほぼ1年半以上は見てなかったのですが、
唯一面白いとおもったのは、「世界青年説」です。
中国語が堪能な外国人が討論する番組で、各国の文化や価値観の違いからくるコメントは面白かったです。
中国テレビは字幕がついてるのがいいですね。
また、家では中国語TVをつけっぱなしにする、というのもオススメです。
マッサージ屋にいく
オススメ★★
最後に私はものすごい回数マッサージ屋に行きました。来たばかりのときに友人が少ないとき、
暇な時はマッサージに行き、おばちゃん達と話して練習してました。
以上、私が実践してきた環境づくりです。
どれもオススメです!
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