昔のことわざに“lǐ yú yuè lóng mén 鲤鱼越龙门”というものがあります。黄河を登っていた鯉が竜門を飛び越えて竜になったという伝説です。この言葉で、職業において成功を手にした人や、ポストの昇進の面でずっと運の良い人のことを表現します。
中国の春節では、”nián nián yǒu yú 年年有余 (「毎年魚がありますように」魚は富の象徴で、鱼と余(“余る”の意味)の発音をかけている)”という言葉を用いて幸運を祈り、生活が豊かであること、毎年あり余るほどの富と食糧に恵まれることを表します。
#zhuǎn jǐn lǐ 转锦鲤#
錦鯉の転送
インターネット上での流行語の1つで、「錦鯉の画像を転送する」ことを指します。これは一種の社会現象になりました。錦鯉は富の象徴なので、人々は錦鯉の画像を転送することによって幸運をつかもうとしています。ブロガーによって転送量獲得にも利用されています。
しかし徐々に「杨超越」と同じ現象に変わりつつあります。どういうことでしょうか?
ユーザーが指定の微博を転送し、支付宝が10月7日に中国錦鯉を持つにふさわしい1人を抽選で選びます。今回の中国錦鯉の賞品は海外有名ブランドやメーカーによる提供で、飛行機のチケットやホテル、食事、電気商品、映画チケット、化粧品などで、さらには20万元に相当する2カ月のアメリカでのパイロットの個人レッスンまでありました。賞品の目録はとても長く、全てよく見て終わるのには3分かかります。あるネット民はこの賞品の価値に注目し、見積もると目に見える価格と目に見えない価格を合計して億単位だということです。
2018年10月7日、支付宝は信小呆が、中国錦鯉世界無料プレゼントを獲得したことを発表しました。当日に微博で302万回のネット上で転送されました。
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