中国における日本エンタメ。




「韓国人ですか?」

「いえ、違います」

「え?じゃあどこ? ん‥日本人?」

「日本人はこんな背が高くて、目も大きいのか?」

これは、地方に住む中国人のあるある質問と反応です。

彼らにとって日本人はドラマの中のイメージであり、多くは軍事ドラマの敵として出てきます。その中の日本人は、背が低く、目が細い。彼らはその印象を持ち続けています。

一方大都市の若者やアニメ好き、ゲーム好きの世代は、日本エンタメコンテンツに触れて育ってきており、ドラえもん、クレヨンしんちゃん、聖闘士星矢、ワンピース、ナルト、ジブリシリーズ、コナン、スラムダンク、ドラゴンボール、君の名は・・・ はとても有名。

ドラマや映画も、最近では、あなたの番です、凪のお暇、カルテット、などなど、中国人から今の日本のおすすめドラマを聞くこともあります。※バラエティやドラマは韓国のほうが人気あると思いますが。

今の世代は、考え方や見てきたものが日本の若者と似てきたデジタル世代。グローバル間のギャップよりも、世代ギャップが大きい時代なんだなと思います。

また、百聞は一見にしかず。あまり良くないイメージを持っていた人も、一度日本旅行にくればハマってリピートしてくれたり、こんな綺麗で衛生的だとは思わなかったと言ってくれる人もたくさんいます。

逆に、日本から上海にきたら、中国のイメージが変わった。住みたい。また来たい。という友人らの意見をたくさん聞いています。

これから海外に出ていく人が増えていくなか、英語教育の強化、同じデジタル世代、見てきたエンタメコンテンツ。親しい価値観の共有と、言語の壁の突破。

ますます日中間の仕事はしやすくなり(※もちろん他の国とも)、交流は増え、中国の影響力も増すでしょう。

同じようなエンタメコンテンツもクオリティ向上とともに量産されてきます。先日ナージャという3D アニメがかなりヒットしました。相当面白いらしく、中国3Dアニメの初成功といわれています。※今度みにいきます

かつて韓流ドラマが火をつけたように、中国のエンタメコンテンツにヒットがでれば、

「あの中国」ではなく、「見直した中国」になって、大きな渦でやってくるはず!

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